外食好きなアラフィフ妻の日常

大好きな夫と美味しい物を食べ歩くアラフィフ妻の日常

読書まとめ 11月

すっかり忘れてた読書まとめ。

2022年11月のまとめです。


11月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:1843
ナイス数:72


おいしい旅 想い出編 (角川文庫)おいしい旅 想い出編 (角川文庫)感想
どれもこれも美味しそうでありながら心に染み渡る話が多かった。柴田よしき著「あの日の味は」シェアハウス時代の仲間たちの話。時が経てば良くも悪くも色んなことが身に起きるよなぁ。福田和代著「幸福のレシピ」美味しいものを食べることで当時の記憶が蘇っていくのがよく分かる。あと神戸の美味しいお店がいっぱいで気になった。別館牡丹園の小海老の卵とじご飯、私も食べてみたい。あとは新津清美著「ゲストハウス」自分の我が子に年取ってから会う話なんだけど、意外とというかやっぱりというか気がつかないものなんだなぁと思った。
読了日:11月01日 著者:秋川 滝美,大崎 梢,柴田 よしき,新津 きよみ,福田 和代,光原 百合,矢崎 存美
おいしい旅 初めて編 (角川文庫)おいしい旅 初めて編 (角川文庫)感想
坂木司著「下田にいるか」相変わらず話のテンポが良くて面白い。私も下田に行ってみたくなった。松尾由美著「情熱のパイナップルケーキ」台湾といえばパイナップルケーキの気がする。北投温泉の公園に温泉は面白いなと思った。近藤史恵著「遠くの縁側」オランダの小型ロッカーみたいなところに入って売られてるコロッケは私も食べてみたいし見てみたい。松村比呂美著「糸島の塩」福岡県の糸島というところに興味を持ってしまった。海の中にある白い鳥居や海に向かって漕ぐブランコにすごく興味がある。塩プリンも食べてみたいな。
読了日:11月04日 著者:近藤 史恵,坂木 司,篠田 真由美,図子 慧,永嶋 恵美,松尾 由美,松村 比呂美
秘密 1―トップ・シークレット (ジェッツコミックス)秘密 1―トップ・シークレット (ジェッツコミックス)感想
LINE漫画で読んでハマって買い集めたシリーズ。1999は別話なんだね。これぞ人の秘密を暴かないでという話だった。2001から薪さん登場。貝沼の薪さんへの執着がすごかった。悪い意味で。薪さんに自分の脳を見てもらうために28人も殺して、さらには自分が捕まった後にも殺せるように罠を仕掛ける。ここまでくると『愛と憎しみは表裏一体』なんだなと実感する。鈴木がいない理由が切ない。貝沼から守るために自分の脳を撃ち殺してくれと言った鈴木、そんな鈴木の脳を見せることを決めた青木。どちらも切なくて辛い決断だと思った。
読了日:11月14日 著者:清水 玲子
秘密―トップ・シークレット (2) Jets comics秘密―トップ・シークレット (2) Jets comics感想
2002。青木の後悔が胸に響いて痛い。天地の人生最後の夢があれだと思うと青木でなくてもすごく辛い。もっと優しくしていれば、あの時あんなことを言わなければ。タラレバ言っても仕方ないけどあんな結末になることを知ってればと思う気持ちがわかって辛い。2003。絹子を信じて殺された平井少年。最後の最期まで少年を信じて愛していたZIP。色のない世界のはずが色で溢れているかのような愛が胸に痛い。
読了日:11月15日 著者:清水 玲子
秘密 3―トップ・シークレット (ジェッツコミックス)秘密 3―トップ・シークレット (ジェッツコミックス)感想
本当に辛い話。佳人の気持ちを考えるとなんとも言えない気持ちになる。家の前まで帰ってきたのに両親の気持ちを考えると家に入ることができない気持ち。無理やり捻じ曲げられた自分の性。犯人を恨んだだけでは物足りない。自分たちを救ってくれなかった人たちに対しても恨みの気持ちを向けるのも致し方ない気がした。最後に被害者遺族から慰謝料請求された一文、被害者遺族からしたら真っ当な請求かもしれないけど佳人のこれまでを思うとなんとも言えない切ない気持ちになった。佳人たち家族が少しでも立ち上がっていってほしいと思う。
読了日:11月18日 著者:清水 玲子
秘密 4―トップ・シークレット (ジェッツコミックス)秘密 4―トップ・シークレット (ジェッツコミックス)感想
優しい正義感が生み出した悲劇。人のために行動したのに自己中な人間に逆恨みされ、周囲の人に見捨てられ、優しさを与えていた相手には切り捨てられ、人間すべての醜さが詰まってるような話だった。ウイルスがばら撒かれたのは事故だったけど見捨てたのなら殺人と同意。それだけでは飽き足らず感染してる人を見つけては殺していく。それは彼女の気持ちを救う行為になるのだろうか。祖国を離れ寂しさを感じていたときに思わず出会った同郷の人。ただそこにいてくれるだけで良かったのに無慈悲に奪われた彼の気持ちも切ないものだと思った。
読了日:11月19日 著者:清水 玲子
秘密―トップ・シークレット (5) (JETS COMICS (4535))秘密―トップ・シークレット (5) (JETS COMICS (4535))感想
薪さんの千里眼には驚きを隠せない。「はじめに言った筈です」その言葉が誰が殺したのかを察している一言だとは思わなかった。「兄が命をかけて守ったあの妹の秘密を暴いたあなたが」秘密を暴くという行為がどれだけ危険でどれだけ慎重に取り扱わないといけないのかがよく分かる一言だった。それと自分の息子を殺した憎い男が自分の甥だったと知ってしまった母親の気持ちは如何許だろう。何も知らずに職を世話し、定年のときには手料理を振る舞った。誰より憎い存在の相手に。私が母親の立場でも残り少ない命を捨ててでも相手を殺しただろうな。
読了日:11月21日 著者:清水 玲子

読書メーター

×

非ログインユーザーとして返信する